Vanilla Letter

日々と読んだ本の感想の記録帖
「英国マザーグース物語 花咲けるきみと永久の歌」久賀理世/著
英国マザーグース物語 花咲けるきみと永久の歌 (英国マザーグース物語シリーズ) (コバルト文庫)

最終巻。無事、大団円となりました。

最後の最後までクリストファーによる事件にセシルたちは奔走しましたが、一番最後になってアッシュフォード兄弟の父が現れるとは。しかも、一番美味しいところをジュリアンではなくヘンリーが持って行ったような気がしてなりません。
ジェフリーってきっと父親似なんですね。なんだかローレンスの苦労と同じものを、ジェフリーの後輩たちが味わっているような気がします。きっと将来の有人飛行に駆り出される人々。
アメリアとジェフリーの仲は進展しないまま終わってしまったので、雑誌掲載の中編で語られることを期待したいと思います。
ダニエルとエリザベスの仲ってどうなっているんだろうというところも気になりますが。
ジュリアンはセシルと仲直りできた途端、物凄く積極的になりました。なんか豹変したといってもいいくらい。セシルが女の子であることを知っていながら黙っている上で、セシルをからかっているときのジュリアンが一番可愛かったような...。
ジュリアンの父も無敵ではないようで、彼とて英国伝統の寄宿学校による上下関係からは解放されないようなので、一生ヘンリーには勝てなさそうに見えます。諜報部も大変ですね。

来月発売の雑誌に掲載される中編は雑誌のみとなるということなので、短編集のようなものはいまのところ出ない予定のようです。残念。
確かに、事件が完結してしまった以上、またセシルの正体を皆が知ってしまった以上、仕方ないことですが。
とても楽しめるシリーズでした。
* 本/作家名《か》行 *
「英国マザーグース物語 聖夜に捧ぐ鎮魂歌」久賀理世/著
英国マザーグース物語 聖夜に捧ぐ鎮魂歌 (英国マザーグース物語シリーズ) (コバルト文庫)

前回に引き続き、怒濤の展開です。

ジュリアンが英国秘密情報部に所属していることが判明し、彼が信じられなくなったセシルと、セシルに完全否定されたジュリアンの言い訳編でした。ジュリアンにもいろいろと言い分があることは確かですが、それにしてもまさかの正体。情報部って!
これまで暗躍していたクリストファーが本性を現したり、ブラックバードが再登場してちょろちょろとセシルの周囲をうろついてたり、サンドリンガム・ハウスも賑やかです。ほぼ主要人物が大集合といったところでした。
ジュリアンの裏切りに傷ついたセシルですが、兄弟やエリザベスがいてくれて良かった、という感じ。
アメリアとジェフリーの仲がなにか進展があるのかどうかも気になるところです。ジェフリーは相変わらずの自由人だから、よほどアメリアが積極的に攻めていかなければなにも始まらないような気はしますが。アメリアって自分に振り向かないような人が好きなのか...。
女王の暗殺計画と、セシルの決断が次の最終巻でどう展開するのか、セシルとジュリアンがサミーの希望通り仲直りできるのかが楽しみです。
* 本/作家名《か》行 *
「アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う (英国パラソル奇譚)」ゲイル・キャリガー/著
アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う (英国パラソル奇譚)
ヴィクトリア女王治世下のイギリスは、人狼、吸血鬼と共存していた。異界族と呼ばれる人狼や吸血鬼に対し、彼らの能力を無効化することができる魂がない人間は反異界族と呼ばれている。この反異界族の数少ない一人であるアレクシアは26歳、独身の貴婦人。ある日、出席した舞踏会において遭遇した吸血鬼を殺してしまったことから、現在イギリスで起きている異界族がらみの事件に巻き込まれることになり・・・。
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* 本/作家名《か》行 *
「炎の蜃気楼 幕末編 獅子喰らう」桑原水菜/著 集英社コバルト文庫
炎の蜃気楼(ミラージュ) 幕末編 獅子喰らう (コバルト文庫) (炎の蜃気楼シリーズ)
《あらすじ》
幕末の京都において、お蔦こと柿崎晴家は「人斬りカゲトラ」と遭遇する。それが景虎の換生者なのかどうか判断がつかないまま、お蔦は「人斬りカゲトラ」を止めようと考える。越前藩士・校倉忠臣と名乗る直江信綱は、まだ景虎が生きているのかどうかさえわからずにいた。別々の人生を歩んでいた夜叉衆は、「人斬りカゲトラ」の正体を探り始めるが・・・。
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* 本/作家名《か》行 *
「怪盗探偵山猫」神永学/著 角川文庫
怪盗探偵山猫 (角川文庫)
《あらすじ》
その正体が不明の山猫と呼ばれる謎の窃盗犯。人を殺さないことが信条のはずの山猫が、出版社社長を殺害した。雑誌記者の勝村は、この山猫の記事を書くために取材を始める。殺されたのはかつて勝村が世話になった人で・・・。
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* 本/作家名《か》行 *
「オディールの騎士 クラッシュ・ブレイズ」茅田砂胡/著 中央公論新社C・NOVELSファンタジア
クラッシュ・ブレイズ - オディールの騎士 (C・NOVELSファンタジア)
《あらすじ》
ダイアナによる突然の休暇宣言で惑星バラムンディでのんびりとバカンスを過ごすことになったケリーとジャスミン。この二人に地元名士の娘オディール・ラロッシュが狙いを付ける。しかし、クーア夫妻はラロッシュ父娘の思い通りにはなかなかならず・・・。
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* 本/作家名《か》行 *
「逆転のクレヴァス クラッシュ・ブレイズ」茅田砂胡/著 中央公論新社C・NOVELSファンタジア
逆転のクレヴァス―クラッシュ・ブレイズ (C・NOVELSファンタジア)
《あらすじ》
リィが誘拐された。その事実に、彼を知る家族や友人はいっせいに犯人の身を案じた。一方のリィは奇妙な誘拐犯についていくが、どうも誘拐犯が勘違いしていることに気付く。なにやら無茶苦茶で常識外れの誘拐犯に、リィたちは協力することになり・・・。
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* 本/作家名《か》行 *

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