2016.07.18 Monday

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2012.10.29 Monday

「マダム・プティ 1巻」高尾滋

マダム・プティ 1 (花とゆめCOMICS)

父の借金の肩代わりをしてくれた30歳年上の実業家である俊と結婚した16歳の万里子。新婚旅行でパリへ向かうため、トルコのイスタンブールからオリエント急行に乗ってフランスへ向かうが、途中で俊が死んでしまい、異国でひとり未亡人として取り残されてしまうというもの。
今回の物語は柱で書かれているのですが、クリスティの「オリエント急行の殺人」のオマージュになっています。
まだヨーロッパで日本が後進国として侮られていた時代を舞台に、ひとりオリエント急行に取り残された万里子が夫の死をきっかけに、これまでとは違う世界を自分の目で見て考え、生きていく物語になりそうです。
結婚したことで日本を出て、異国で様々な人々と知り合う中で、万里子というヒロインがどのような人物に成長していくのか、といった辺りが次巻は期待できるのではないかと楽しみにしています。

外国語に堪能で、物怖じせず、自分を見失わずに気丈に振る舞う万里子の身に起こる出来事は、決して幸せなことではないけれど、それでも環境にくじけることなく、万里子が前を向いて進む姿がとても良かったです。
夫の俊に関しては、それはないでしょうという人ではありましたが、年齢差はあっても、彼は友人たちに相談するだけで、万里子のことまで友人に託してしまった感があり、それだけ友人を信頼しているのでしょうけれど、万里子を使い捨てているような風でもあります。ただ、好きにはなれない人ですが、どのような道を選んでも幸福にはなれない人だという気がします。どんなに欲しいものを手に入れようと努力をして、結果としてそれを手に入れることに成功したとしても、なぜかそれに満足できない人というのはいますが、彼の場合は常に空虚を感じる人のように見えます。
万里子を犠牲にして手に入れた幸せが果たして彼に本当の満足を与えてくれるものなのか、それを今後の展開で描かれることになるかも気になるところではあります。
万里子は、俊が幸せそうな顔をしていれば、それで自分も良かったと思ってしまうところがありそうではありますが。

次の舞台はフランスに移るそうですが、インド人青年のニーラムとの関係がどのように展開していくことになるのかも気になります。
元は1巻で完結予定だったということですが、2巻にも続くことになり、この物語が万里子をどのような人物にしていくことになるのか、楽しみです。
2011.06.05 Sunday

「プリンセスハーツ 〜たとえ遠く離れていてもの巻〜」高殿円/著 小学館ルルル文庫

プリンセスハーツ 〜たとえ遠く離れていてもの巻〜 (ルルル文庫)
《あらすじ》
パルメニアの王冠を奪うため、着々とパルメニアを攻略していくルシード。一方ジルは、ジギーと共に墓場へと向かう。やがて明らかになったのは、ルシードの出自で・・・。
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2010.07.25 Sunday

「蜘蛛の巣」ピーター・トレメイン 創元推理文庫

蜘蛛の巣 上 (創元推理文庫) 蜘蛛の巣 下 (創元推理文庫)
《あらすじ》
7世紀のアイルランド。モアン王国の王コルグーの妹で法廷弁護士である修道女フィデルマは、アラグリンの谷で氏族の族長エベルが殺された事件の処理のために、エイダルフ修道士と共にアラグリンへと向かう。既に犯人は捕らえられていたが、フィデルマはこの事件が殺害現場で捕らえられた若者による犯行という単純なものではないと考え、調査を始めるが・・・。
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2010.05.30 Sunday

「プリンセスハーツ〜君は運命の人だからの巻〜」高殿円/著 小学館ルルル文庫

プリンセスハーツ〜君は運命の人だからの巻〜 (ルルル文庫)
《あらすじ》
女官のリュリュカは恋人探しに忙しく、ルシードは妻の誕生日を祝うのに頭を悩ませ、ケイカは新婚の夫をなだめるために昔話をする・・・短編集。
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2010.03.07 Sunday

「花咲く丘の小さな貴婦人―荒野へ、心に花束を抱いて〈後編〉」谷瑞恵/著 集英社コバルト文庫

花咲く丘の小さな貴婦人(リトル・レディ)―荒野へ、心に花束を抱いて〈後編〉 (コバルト文庫)
《あらすじ》
ジェラルドがハイディーンに戻ってきたが、その隣には別の女性の姿があった。自分とのことが過去のものになったのかとエリカは考える。一方、医師を目指して大学で勉強していたイザベラは看護婦として働いていた。ドロシーは教師として働き始め、それぞれの人生は学生時代に思い描いていたものとは少しずつ違う方向へ進み・・・。
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2010.03.04 Thursday

「花咲く丘の小さな貴婦人―荒野へ、心に花束を抱いて〈前編〉」谷瑞恵/著 集英社コバルト文庫

花咲く丘の小さな貴婦人(リトル・レディ)―荒野へ、心に花束を抱いて〈前編〉 (コバルト文庫)
《あらすじ》
卒業と同時にジェラルドはアメリカへ行ってしまった。エリカたち女子校の生徒は、新校長の方針により、男子校の授業に出席できなくなる。なんとかしてナイトリー・レディズ・カレッジの生徒が学科を学ぶことができるようにしたいと考えるエリカたち。同時に、卒業を前にして、新入生を増やすことにエリカは意欲を見せるが・・・。
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2010.02.27 Saturday

「伯爵と妖精 月なき夜は鏡の国でつかまえて」谷瑞恵/著 集英社コバルト文庫

伯爵と妖精 月なき夜は鏡の国でつかまえて (コバルト文庫)
《あらすじ》
新婚旅行から帰国し、アシェンバード家で暮らし始めたリディア。彼女に妖精から届けられたジルコンは、リディアがブルターニュで手に入れた銀のロケットに嵌め込まれた物と同じだった。妖精国への手がかりだろうと意気込むリディアは、妖精を追ってある屋敷まで辿り着く。そこは前の持ち主がなくなり、幽霊が出るという噂がある家で・・・。
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