年末になり、実家に帰らない八軒は、年末年始に学校で行われているある行事に参加することになる。
さらに新年、豚肉ファンドからソーセージとベーコンの加工に参加することになり...。
年末の年越しそばと、新年の餅つきというイベントづくしで八軒の寮生活は充実したものになっていました。
更に駒場との再会もあり、今後は駒場の将来も少し違った道になりそうなので、どう展開していくのか楽しみです。
豚肉ファンドもソーセージとベーコンの加工に参加し、それを売るという過程まですべて経験することで、農業の新しい道を模索していく八軒の姿が良いです。
彼がこのまま生産から販売までを管理するような会社を起業することになるかどうかは不明ですが、エゾノーで様々なことを経験する中で、やってみたいことができるのは良いことだと思います。
いまはまだエゾノーという学校の中で体験できることをひとつでも多く経験し、八軒が将来生産者にならなかったとしても、彼の将来にまったくプラスにならないということはないはずですから。
八軒兄のロシア人妻の登場も面白かったです。 ソ連時代に不遇の生活をしたようですが、その経験があるからこそ八軒兄のすべてが受け入れられるように思います。
割れ鍋に綴じ蓋...。
これで八軒家がなにか変わっていくのか、楽しみです。
西川の大川先輩に対する容赦ない報復も笑えました。 最後のとどめの刺し方も凄かったです。
大川先輩、器用すぎるのに就職には向かないとは。 卒業式頃までに就職が決まることを願っています。
次巻は2月のバレンタインのようですが、どういう展開になるのか、楽しみ。